現在は実家暮らしで賃貸アパートに引越しを考えています。賃貸契約する前の入居審査の際、不動産仲介会社への必要書類としてどのようなものがありますか?
賃貸借契約書を交わす前に入居申込書を提出して入居審査を受けるわけですが、その際必ず提出必要な書類としては、ご本人確認のため身分証明書類として運転免許証のコピー(両面)が、運転免許の無い方は健康保険証です。
又、外国人は在留カードの写しが必要です。
管理会社によっては、収入が有るかどうかや勤務先の在籍を証明する為に下記ののいずれかが必要です。
健康保険証(社会保険)、在職証明書、 社員証、在籍証明書、雇用契約書、内定通知書(現在は無職でも新規で雇用される場合や転職する場合のみ)
※源泉徴収票を提出を求められることはほとんど無いようです。
※入居審査で収入証明書を提出するのは「契約」に関わることで、証明書の偽造は「私文書偽造」になるため、当然発覚したら、賃貸契約がなかったことになり、強制退去になりますから絶対によしましょう。
また、稀ですが、住民票や戸籍謄本が必要になる場合もあります。
たとえば、戸籍謄本は提出書類として必要とされるケースはほとんどありませんが、借主が親で入居者が子供のような場合、親子関係等の親族であることを証明するために必要になるケースが有ります。
ちなみに賃貸借契約の更新時にはこれらのものは不要です。
以下に、管理会社別の必要書類(本人確認書類以外)を列記します。
大東建託
健康保険証(社会保険)
自営業者の方は収入証明書類として確定申告書の写し
無職の方は300万以上の金融機関発行の残高証明書
保険証をお持ちでないアルバイトやフリーターの方は給料明細書
東建コーポレーション
住民票謄本(入居者全員記載の本籍記載のもの)
東北セキスイハイム不動産
本人確認書類以外は特に無し
ビレッジハウス
給与明細(直近1ヶ月分)
年金受給者の方は受給を証明する葉書等の写し
預金通帳の写し
駐車場を契約する場合は車検証の写し
日本住宅
本人確認書類以外は特に無し
当社自社管理
本人確認書類以外は特に無し
尚、昨今は連帯保証人が不要な代わりに保証会社との契約が一般的に必要ですが、その保証会社から連帯保証人を求められることもあります。
その際は保証人の印鑑証明書が必要です。