「路地状敷地」とは、敷地内の通路により道路に接している敷地をいいます。また、業者用語でシキエン、敷地延長土地ともいいます。物件の道路に接する間口は、間口2mから3mのものが一般的です。
下記図Cの部分のように、敷地Bへの通路として専用利用している路地状敷地については、私道として評価することはせず、隣接する敷地Bとともに1画地の宅地として評価します。
鑑定評価の指針ともなっている土地価格比準表によると、住宅地における袋地の評価は有効宅地部分と路地状部分とに区分して、路地状部分については30〜50%の減価率で評価することとされています。
「土地価格比準表」より抜粋↓
路地状敷地の価格は、路地状部分(進入路)と有効宅地部分によって構成されているので、これらの部分の価格をそれぞれ評価して得た額を加えて求めるものとする。
(1)有効宅地部分の減価は、路地状敷地が接する道路に、その有効宅地部分が直接接面するものとして評価したその有効宅地部分の価格(標準価格)に路地状部分の奥行を基準とした(イ)の率を限度として減価を行って求める。
(2)路地状部分の価格は、上記(イ)の有効宅地部分の標準価格に、路地状部分の間口、奥行等を考慮して(ロ)の率の範囲内で減価を行って求める。
(イ)有効宅地部分の減価率
| 路地状部分の奥行 | 最高減価率 |
| 10m未満の場合 | 10% |
| 10m以上20m未満の場合 | 15% |
| 20m以上の場合 | 20% |
(ロ)路地状部分の減価率 30〜50%
四角い土地、例えば、間口10m、奥行き12mの長方形地、ないし正方形地、これを鑑定評価の用語で標準的画地と言いますが、路地状敷地は概ね標準的画地の80%位〜90%に評価します。
土地を購入する時、ひとつの選択肢として、敷地延長を検討したらいかがでしょう。
道路から奥まってしまうため、家の顔が見えにくい等のデメリットはもちろんあるのですが、上記の
ように不動産評価(単価)が低く、同じ土地予算で広い敷地を買うことが可能となります。
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